海外旅行保険が充実したクレジットカードの選び方:もしもの時に安心できる1枚を見つけよう!
せっかくの海外旅行、出発前からワクワクしますよね!でも、楽しい旅行には予期せぬトラブルがつきもの。病気やケガ、盗難、フライトの遅延など、「もしも」の時に心強い味方になってくれるのが、海外旅行保険が付帯したクレジットカードです。
「でも、どのカードを選べばいいの?」「どんな保険が付いてれば安心なの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんなあなたの疑問を解消すべく、海外旅行保険が充実したクレジットカードの選び方を徹底的に解説していきます!もしもの時にも慌てずに済む、あなたにぴったりの1枚を見つけるヒントがきっと見つかりますよ。
なぜ海外旅行保険付きクレジットカードが必要なの?
海外での医療費は、想像以上に高額になることがあります。例えば、盲腸の手術で数百万円、入院となれば数千万円かかるケースも珍しくありません。また、盗難に遭ったり、フライトが遅延してホテル代や追加の交通費がかかったりすることも。
そんな時、海外旅行保険が付帯したクレジットカードがあれば、これらの費用をカバーしてくれる可能性があります。わざわざ別途保険に加入する手間や費用を省けるだけでなく、いざという時の安心感が格段に違います。
賢く選ぶ!海外旅行保険付きクレジットカードのチェックポイント
海外旅行保険付きクレジットカードを選ぶ際に、特に注目すべきポイントは以下の4つです。
1. 「自動付帯」か「利用付帯」かを必ずチェック!
ここが最も重要なポイントです!
- 自動付帯: カードを持っているだけで、海外旅行保険が適用されるタイプです。旅行費用をそのカードで支払う必要がないため、最も手軽で安心感があります。
- 利用付帯: 旅行代金(航空券、ホテル代、ツアー代金など)の一部または全部を、そのカードで支払うことで保険が適用されるタイプです。出発前にカードを利用する手間はかかりますが、年会費無料のカードに多く見られます。
「うっかり利用を忘れて保険が適用されなかった!」なんてことにならないように、特に年会費無料のカードを選ぶ際は、利用付帯の条件を事前にしっかり確認するようにしましょう。
2. 補償内容は十分か?主要な補償項目を確認!
海外旅行保険の補償項目は多岐にわたりますが、特に以下の項目は必ずチェックしておきましょう。
- 傷害治療費用: ケガをした場合の治療費を補償。
- 疾病治療費用: 病気になった場合の治療費を補償。
- ポイント: この「傷害治療費用」と「疾病治療費用」の補償額が、合計で200万円以上あると安心と言われています。特に欧米など医療費の高い国へ行く場合は、より手厚い補償が必要です。
- 携行品損害: 持ち物が盗難・破損した場合の損害を補償。
- ポイント: カメラやブランド品など高価なものを持っていく場合は、補償限度額を確認しましょう。自己負担額(免責金額)が設定されていることもあります。
- 賠償責任: 他人にケガをさせたり、物を壊してしまったりした場合の賠償費用を補償。
- 救援者費用: 事故や病気で入院・死亡した場合、家族が現地へ駆けつける際の交通費や宿泊費などを補償。
- ポイント: 高額になることが多い項目なので、できれば100万円以上あると安心です。
- 航空機遅延費用: 飛行機の遅延や欠航で、ホテル代や食事代が発生した場合に補償。
- 航空機寄託手荷物遅延費用: 預けた荷物が届かず、現地で衣類などを購入した場合に補償。
3. 複数のカードを持っている場合は合算される?
もしあなたが複数のクレジットカードを持っているなら、それぞれのカードに付帯する海外旅行保険の補償額を合算できる場合があります。
- 傷害死亡・後遺障害: これは合算されず、最も高い補償額のカードが適用されます。
- 傷害治療費用・疾病治療費用・携行品損害など: これらの項目は、複数のカードの補償額を合算できることが多いです。
補償額を少しでも手厚くしたい場合は、複数のカードを組み合わせて持っていくのも賢い方法です。ただし、各カードの規約をしっかり確認してくださいね。
4. クレジットカードの有効期限と旅行期間を確認!
保険の有効期間は、カードの種類や旅行期間によって異なります。一般的には、出国日から90日間が補償期間となることが多いです。長期滞在を予定している場合は、補償期間が足りるか、または別の保険加入が必要かを確認しましょう。
おすすめ!海外旅行保険が充実したクレジットカード
年会費無料のカードから、少し年会費はかかるけれど手厚い補償が得られるカードまで、いくつかピックアップしてご紹介します。
年会費無料で海外旅行保険をカバーしたいなら
エポスカード
- 特徴: 海外旅行傷害保険が自動付帯なのが最大の魅力。年会費無料のカードでは非常に珍しく、もしもの時に安心です。治療費用も比較的充実しており、マルイやモディでの優待も魅力です。
- こんな人におすすめ: 年会費をかけずに手厚い保険が欲しい方、海外旅行に頻繁に行く方。
楽天カード(利用付帯)
- 特徴: 年会費無料ながら、海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)。楽天市場での高還元率も魅力です。
- こんな人におすすめ: 普段から楽天市場をよく利用し、ポイントも貯めたい方。ただし、利用付帯なので保険適用条件に注意が必要です。
年会費を払っても手厚い補償が欲しいなら
JCBゴールドカード
- 特徴: 年会費はかかりますが、海外旅行傷害保険が自動付帯で、傷害治療費用や疾病治療費用が最高300万円と手厚い補償が魅力です。空港ラウンジサービスやグルメ優待など、旅行をサポートするサービスも充実しています。
- こんな人におすすめ: 年会費を払ってでも手厚い補償と充実したサービスを受けたい方、海外旅行に行く機会が多い方。
三井住友カード ゴールド(NL)
- 特徴: 年会費はかかりますが、年間100万円利用で翌年以降の年会費が永年無料になる条件付き永年無料が魅力です。海外旅行傷害保険は利用付帯ですが、傷害治療費用や疾病治療費用の補償額が最高200万円と充実しています。
- こんな人におすすめ: メインカードとして利用し、将来的に年会費永年無料にしたい方、手厚い補償を求める方。
複数枚持ちでさらに安心!
もしあなたが年会費無料のカードしか持っていない場合でも、心配はいりません。例えば、エポスカード(自動付帯)と、別の利用付帯のカード(例:楽天カード)を組み合わせて持っていくことで、それぞれの補償を合算し、さらに手厚い補償を得ることが可能です。
海外旅行前に、ご自身の持っているクレジットカードの保険内容を一度確認し、もし不足していると感じるようであれば、ご紹介したようなカードを検討してみるのも良いでしょう。
まとめ:安心を手に入れて、最高の海外旅行を!
海外旅行保険が充実したクレジットカードを選ぶことは、もしものトラブルからあなたを守り、安心して旅行を楽しむための重要なステップです。
- 自動付帯か利用付帯かを確認!
- 傷害治療費用と疾病治療費用の補償額をチェック!
- 必要であれば、複数枚持ちも検討!
これらのポイントを押さえて、あなたの旅のスタイルに合った最高の1枚を見つけてくださいね。十分な備えがあれば、きっと忘れられない素敵な海外旅行になるはずです!