厄払いの服装、どうする?男女別のポイントと普段着でOKか解説!
厄年を迎えると、「厄払いに行った方がいいのかな?」と考える方も多いでしょう。人生の節目となる厄払い、せっかくなら失礼なく臨みたいですよね。そこで気になるのが、当日どんな服装で行けばいいのか、という点ではないでしょうか。
「フォーマルな格好じゃないとダメ?」「普段着でも大丈夫?」といった疑問をお持ちの方もいるかもしれません。この記事では、厄払いにおすすめの服装を男女別に分かりやすく解説します。普段着で行く場合の注意点もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
厄払いの服装の基本は「清潔感」と「控えめさ」
厄払いは、神様にお願い事をしたり、感謝を伝えたりする神聖な儀式です。そのため、基本的には「神様への敬意」を示す服装を心がけることが大切です。
難しく考える必要はありません。一番大切なのは、清潔感があり、派手すぎない控えめな服装を選ぶこと。これは男女ともに共通するポイントです。
【女性編】厄払いの服装ポイント
女性の場合、服装の選択肢が広いため、かえって悩んでしまうかもしれません。
オススメの服装
- スーツ(ビジネススーツ、セレモニースーツ): 最も無難で、どんなシーンでも間違いのない服装です。色は黒、紺、グレー、ベージュなどの落ち着いた色を選びましょう。中に着るブラウスも、白や淡い色のシンプルなものが良いでしょう。
- ワンピース: 膝丈からミモレ丈の、派手すぎないデザインのワンピースもおすすめです。素材はシフォンやツイードなど、上品な印象のものが適しています。色はスーツと同様に落ち着いたトーンを選びましょう。
- アンサンブル(ジャケット+スカート or パンツ): 上下セットのアンサンブルも、統一感があって上品に見えます。
普段着で行く場合の注意点
「わざわざスーツを準備するのは大変…」という方もいるかもしれません。もちろん、普段着でも大丈夫な神社やお寺は多いですが、いくつか注意点があります。
- カジュアルすぎる服装は避ける: Tシャツ、ジーンズ、パーカー、スウェット、短パン、サンダルなどは避けましょう。ラフすぎる印象を与えてしまいます。
- 露出の多い服装は避ける: 肩出しトップスやミニスカートなど、露出の多い服装は神聖な場にはふさわしくありません。
- 派手な色や柄は避ける: 明るすぎる色や、大きな柄物、キャラクターものは避け、無地や落ち着いた色合いを選びましょう。
- 清潔感を保つ: シワや汚れのない、清潔な状態の服を選びましょう。
普段着で行くなら、きれいめのブラウスに落ち着いた色のスカートやセンタープレスのパンツ、カーディガンやジャケットを羽織るスタイルがおすすめです。 足元は、ヒールが高すぎないパンプスや、きれいめのローファーなど、きちんとした印象の靴を選びましょう。
小物・アクセサリーのポイント
- バッグ: 小さめから中くらいの、シンプルなハンドバッグやショルダーバッグを選びましょう。ブランドロゴが目立つものや、カジュアルすぎるリュックなどは避けた方が無難です。
- アクセサリー: 華美なものは避け、小ぶりのパールやシンプルなゴールド・シルバーのネックレス、ピアスなどが良いでしょう。ジャラジャラと音の出るものや、光りすぎるものは控えるのがマナーです。
- 髪型: 清潔感のあるまとめ髪や、顔にかからないようにすっきりとまとめるのがおすすめです。
【男性編】厄払いの服装ポイント
男性の場合も、清潔感と控えめさが重要です。
オススメの服装
- スーツ: 最もオーソドックスで、間違いのない服装です。ダーク系の色(ネイビー、チャコールグレー、ブラックなど)を選び、無地か目立たないストライプが良いでしょう。シャツは白や淡いブルーの無地が基本です。ネクタイは派手すぎない色柄を選びましょう。
- ジャケット+スラックス: カジュアルすぎないジャケットと、ビジネスシーンでも使えるようなきれいめのスラックスの組み合わせも良いでしょう。ノーネクタイでも構いませんが、襟付きのシャツを選ぶようにしましょう。
普段着で行く場合の注意点
女性と同様に、男性も普段着で行く際の注意点があります。
- カジュアルすぎる服装は避ける: Tシャツ、ジーンズ、パーカー、スウェット、短パン、サンダル、スニーカーなどは避けましょう。
- 派手な色や柄は避ける: 目立つロゴが入った服や、奇抜なデザインの服は避けるべきです。
- 清潔感を保つ: シワや汚れのない、清潔な服を選び、できればアイロンをかけると良いでしょう。
普段着で行くなら、襟付きのシャツにチノパンやスラックス、カーディガンやジャケットを羽織るスタイルがおすすめです。 足元は、革靴やきれいめのスニーカーなど、カジュアルすぎない靴を選びましょう。
小物・アクセサリーのポイント
- 時計: 派手すぎないシンプルな腕時計が良いでしょう。
- 髪型: 清潔感のある整え方で、寝癖などはしっかり直しましょう。
厄払い当日、服装以外に気をつけたいこと
服装以外にも、厄払いを受ける際に心に留めておきたいことがいくつかあります。
- 予約の確認: 神社やお寺によっては、事前に予約が必要な場合があります。当日スムーズに受付できるよう、事前に確認しておきましょう。
- 初穂料(お布施)の準備: 厄払いを受けるには、初穂料(神社の場合)やお布施(お寺の場合)が必要です。のし袋に入れて、新札で準備するのが丁寧です。金額は神社やお寺によって目安がありますが、一般的には5,000円〜1万円程度が目安とされています。
- 体調を整える: 心身ともに清らかな状態で厄払いに臨むためにも、体調をしっかり整えておきましょう。
まとめ:気持ちを込めて厄払いへ!
厄払いの服装に厳格なルールはありませんが、神聖な場に赴くにあたり、清潔感と控えめさを意識した服装を選ぶことが大切です。男女ともに、スーツやワンピース、ジャケットスタイルなど、少しきれいめの服装を心がけましょう。
もし普段着で行く場合でも、カジュアルすぎるアイテムや露出の多い服装は避け、きちんと感を意識することがポイントです。
何よりも大切なのは、厄を払い、これからの日々を平穏に過ごしたいというあなたの気持ちです。心を込めて厄払いを受けることで、きっと清々しい気持ちで新たなスタートを切れるはずですよ。