【小学生向け】どうして地震は起こるの?地面の下のふしぎな動きをのぞいてみよう!
こんにちは!みんなは「地震(じしん)」って聞いたことあるかな?ゆらゆら、グラグラ、時には大きく揺れることもあるよね。でも、どうして地面って揺れるんだろう?今日は、そんな地震のひみつを一緒に探検してみよう!
1. 地球ってどんな形?リンゴをむくように考えてみよう!
みんな、リンゴを食べるとき、皮をむくよね?地球もね、リンゴみたいにいくつかの層に分かれているんだ。一番外側は、私たちが住んでいる「地表(ちひょう)」っていう薄い皮みたいな部分。その下には、もっと分厚い層が何層にも重なっているんだよ。
2. 地球の表面はパズルのピースみたい!「プレート」ってなんだ?
地球の表面、私たちが立っている地面は、実は一枚の大きな板じゃないんだ。まるで大きなパズルのピースみたいに、いくつかの大きなブロックに分かれているんだよ。このブロックのことを「プレート」って呼ぶんだ。
世界には、日本がある「ユーラシアプレート」や、海の下にある「太平洋プレート」など、たくさんのプレートがあるんだよ。それぞれのプレートは、とってもゆっくりだけど、少しずつ動いているんだ。どれくらいの速さかっていうと、みんなの爪が伸びるくらいの速さかな?とってもゆっくりだよね!
3. プレートがぶつかったり、こすれ合ったり…これが地震の正体!
さて、このプレート、どうして動くんだろうね?地球の深いところには、とっても熱い「マントル」っていうドロドロのものが流れていて、それがプレートを動かす原因になっているんだ。
プレートがゆっくりと動いていると、どうなると思う?そう、隣のプレートと「ぶつかったり」「こすれ合ったり」するんだ!ちょうど、氷の上を滑るみたいにスムーズに動ければいいんだけど、プレートは岩でできているから、引っかかったり、押し合ったりするんだ。
そして、ギューッと力がたまっていって、もう我慢できなくなると、一気にその力が解放されるんだ!その時に、「ドーン!」と地面が大きく揺れる。これが、みんなが感じる地震の正体なんだよ!
4. 地震が起きると、どんなことが起こるの?
地震が起きると、大きく地面が揺れるだけでなく、いろんなことが起こるんだ。
地面が割れることも!:大きな地震だと、地面にヒビが入ったり、段差ができたりすることもあるんだ。
津波(つなみ)って何?:海の底で大きな地震が起きると、海の水が大きく盛り上がって、大きな波になって押し寄せてくることがあるんだ。これが「津波」だよ。
建物が倒れることも…:残念ながら、大きな地震だと建物が壊れてしまうこともあるんだ。
でも、心配しないでね!日本では、地震に強い建物を作るための工夫がたくさんされているし、地震が起きた時にどうすればいいか、みんなで学ぶ機会もたくさんあるんだよ。
5. 地震と上手に付き合うためにできること
地震は自然現象だから、なくすことはできないけど、私たちにできることはたくさんあるんだ。
地震が来たら、まず身を守る!:机の下に隠れたり、頭を守ったりすることが大切だよ。
家族とどこに避難するか話しておく!:もしもの時に、どこに集まるか、家族みんなで決めておこうね。
防災グッズを用意しておく!:懐中電灯や水、非常食など、いざという時に役立つものをまとめておくと安心だよ。
地震の仕組みを知ることは、地震が来た時にどうすればいいかを考える第一歩になるんだ。地球の中では、いつもダイナミックな動きがあるけれど、私たちはその動きとうまく付き合っていくことができるんだよ。
まとめ
地震は、地球の表面にある大きなパズルのピース「プレート」が、ゆっくりと動いてぶつかったりこすれ合ったりすることで起きるんだ。目には見えないけれど、地球はいつも動いているんだね。
今日の話で、少しでも地震のことがわかったかな?これからも、地球のふしぎや自然の仕組みに興味を持って、色々なことを学んでみてね!