【美脚の秘訣】むくみ・ハリを徹底解消!綺麗なふくらはぎを作るストレッチ10選
「ふくらはぎのむくみがひどい」「筋肉が硬くて脚が太く見える」と悩んでいませんか?
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、全身の血流を支えるポンプ役を担っています。ここが硬くなると、血行やリンパの流れが悪くなり、むくみ太りや筋肉のハリが目立つ原因になります。
美しく引き締まったふくらはぎ、そしてスラリとした美脚を手に入れる近道は、**「柔軟性の回復」と「血行促進」**です。
ここでは、硬くなったふくらはぎの深部の筋肉(ヒラメ筋)から表面の筋肉(腓腹筋)、さらには足首までを徹底的にほぐし、綺麗なラインを作るための効果的なストレッチ・マッサージを10種類厳選してご紹介します。どれも自宅で簡単にできるものばかり。寝る前やデスクワークの合間に取り入れて、理想のふくらはぎを目指しましょう!
1. むくみ解消とラインづくりに効く「基本の静的ストレッチ」
静的ストレッチ(スタティックストレッチ)は、ゆっくりと筋肉を伸ばし、リラックス効果と柔軟性アップに直結します。
1. 壁を使った腓腹筋ストレッチ(膝を伸ばす)
ふくらはぎの表面の筋肉(腓腹筋)を伸ばし、ハリを和らげる基本のストレッチです。
壁から一歩離れて立ち、両手を壁につけます。
片足を大きく後ろに引き、膝をしっかり伸ばします。
後ろ足のかかとは床につけたまま、前の膝を曲げながら体をゆっくり前に倒します。
後ろ足のふくらはぎ上部が伸びているのを感じながら、20〜30秒間キープします。
反対側も同様に行います。
2. 壁を使ったヒラメ筋ストレッチ(膝を曲げる)
腓腹筋のさらに深層にあるヒラメ筋を伸ばします。血流改善のポンプ作用に非常に重要な筋肉です。
上記「腓腹筋ストレッチ」と同じ体勢を取ります。
後ろ足のかかとは床につけたまま、今度は後ろの膝を軽く曲げます。
ふくらはぎの下の方(アキレス腱の上あたり)が伸びているのを感じながら、20〜30秒間キープします。
反対側も同様に行います。
3. タオルを使った仰向けストレッチ
道具を使うことで、よりダイレクトにふくらはぎ全体を伸ばすことができます。
仰向けに寝て、片足を天井に向かってまっすぐ上げます。
足の裏にタオルやストレッチバンドを引っ掛け、両手でタオルを体の方へ引き寄せます。
膝を伸ばしたまま、ふくらはぎ全体と太ももの裏側が伸びているのを感じ、20秒間キープします。
反対側も同様に行います。
4. ダウンドッグ・ペダリング(足踏み)
ヨガのポーズを応用したもので、ふくらはぎだけでなく、体幹や背面の筋肉も同時に伸ばせます。
四つん這いからお尻を高く上げ、体が逆三角形になるダウンドッグのポーズになります。
両手で床を強く押し、背筋をまっすぐに伸ばします。
その場で左右の膝を交互に曲げ伸ばしし、かかとを床に近づける動作を繰り返します。
ふくらはぎが交互に伸び縮みするのを感じながら、30秒間続けます。
2. 滞りを流す!血行促進のための「動的&ほぐしケア」
硬くなった筋肉を動かし、溜まった水分や老廃物を流すことで、ふくらはぎのラインをすっきりさせます。
5. 足首ぐるぐる回し
ふくらはぎの硬さは、足首の柔軟性の低下と深く関係しています。足首をほぐし、血流を促します。
椅子に座るか、仰向けに寝て、片足を組みます。
片手で足首をしっかり固定し、もう一方の手で足の指の付け根をつかみ、足首を大きくゆっくりと回します。
内回し、外回しをそれぞれ10回ずつ行います。
反対の足も同様に行います。
6. 椅子に座ってのカーフレイズ(かかと上げ下げ)
デスクワークの合間でもできる、ふくらはぎのポンプ作用を活性化させるためのエクササイズです。
椅子に浅く座り、膝を90度に曲げます。
かかとをゆっくりと持ち上げ、つま先立ちになります(2秒かけて)。
ゆっくりとかかとを下ろし、元の位置に戻します(2秒かけて)。
これを20回繰り返します。
7. ふくらはぎのリンパマッサージ(流し)
硬い筋肉をほぐし、血行とリンパの流れを改善する即効性の高い方法です。お風呂上がりに行うのが最も効果的です。
ボディクリームやオイルをふくらはぎ全体になじませます。
足首(アキレス腱の横あたり)からひざ裏に向かって、両手のひら全体で優しく包み込みながら、老廃物を絞り出すイメージでさすり上げます。
これを10回程度繰り返します。
8. 膝でグリグリ!セルフ指圧
自分の膝を利用して、手の疲れなくふくらはぎの深部のコリをほぐします。
仰向けに寝て、両膝を立てます。
片方のふくらはぎの中心を、反対側の膝の上に当てます。
膝に体重を乗せながら、ふくらはぎを左右に優しく揺らしたり、前後に動かしたりして、痛気持ちいい強さでコリをほぐします。
30秒間行い、反対側も同様に行います。
9. 足指グーパー運動
足の指の筋肉を動かすことで、末端の血行を促進し、ふくらはぎの負担を軽減します。
座った状態で、足の指を**最大限に広げて「パー」**にします(5秒キープ)。
次に、足の指を**最大限に丸めて「グー」**にします(5秒キープ)。
これを10回繰り返します。
10. 壁を使った足上げ(ヴィパリータ・カラニ)
血液とリンパ液の流れを重力でサポートする、寝る前におすすめの究極リラックスポーズです。
壁にお尻をできるだけ近づけて横になり、両足を天井に向かってまっすぐ壁に沿って上げます。
両腕は体の横に広げ、リラックスします。
この状態で、5分から10分間キープします。
足がじんわりと温かくなるのを感じ、むくみが解消されていくのを待ちます。
これらのストレッチを継続することで、血流が改善し、むくみにくい、引き締まったしなやかなふくらはぎへと変化していくはずです。特に夜寝る前は、その日の疲れとむくみをリセットする絶好のチャンスです。
どのストレッチから習慣にしてみますか?