美脚に効くふくらはぎマッサージ10選
美しく引き締まったふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、健康的な美脚の象徴です。
女性が目指す**「綺麗なふくらはぎ」の条件は、単に細いだけでなく、「むくみがないこと」、「適切な筋肉バランスでメリハリがあること」、そして「足首がキュッと引き締まっていること」**にあります。
この美脚を実現するために、最も手軽で効果的なのがふくらはぎのマッサージです。血液や老廃物を心臓へ送り返すポンプの役割を持つふくらはぎの機能を高め、むくみを徹底的に解消しましょう。
ここでは、美脚に効くふくらはぎマッサージ10選を、足先からリンパの出口まで老廃物をしっかりと流すステップでご紹介します。
綺麗なふくらはぎを目指す!美脚マッサージ10選
マッサージは入浴後など、体が温まり血行が良くなっているときに行うのが最も効果的です。必ずボディクリームやオイルを塗り、**「痛気持ちいい」**と感じる程度の力加減で行いましょう。
STEP 1:足指を開いて血行促進(足先の解放)
片足の指と、反対側の手の指を深くからませて握ります。
そのまま、足首をゆっくりと大きく時計回り、反時計回りに各10回回します。
日中圧迫されていた足指の付け根からほぐし、足先から血行を促進します。
STEP 2:足裏のポンプ機能活性化
足裏全体に親指の腹を当て、かかとから土踏まず、指の付け根までを念入りにもみほぐします。
老廃物が溜まりやすい足裏を刺激することで、ふくらはぎへ血液を送り返すポンプ機能を活性化させます。
STEP 3:くるぶし周りの老廃物を流す
両手の親指と人差し指でアキレス腱をつまむように挟み、かかとの上からふくらはぎの真ん中に向けて、下から上へとさすり上げます(5回)。
くるぶし周り(特に外側のくぼみ)を親指でグリグリと円を描くように押します。
STEP 4:すね(向こうずね)のハリを解消
手の指をグーの形にし、すねの骨の外側に第二関節を当てます。
足首からひざに向かって、骨のキワをグーでさすり上げるように流します(5〜10回)。
STEP 5:ふくらはぎの深層筋をほぐす
ふくらはぎの後ろ側を両手でグッとつかみ、親指を奥の筋肉(深層筋)に当てるイメージで、指圧しながら下から上に少しずつ位置をずらして押していきます。
特にふくらはぎの一番盛り上がっている部分(ツボでいう承山のあたり)を集中的にほぐしましょう。
STEP 6:ぞうきん絞りマッサージ(筋肉太り対策)
両手のひらでふくらはぎを内側と外側からしっかりと掴みます。
雑巾を絞るように、両手を交互に動かして内側と外側をねじりながら、足首からひざ裏へ向かって老廃物を絞り出すように揉み上げます(片足1分)。
STEP 7:リンパの通り道をさすり上げる
片膝を立てて座り、両手のひらをふくらはぎに密着させます。
手のひらを離さないように圧をかけながら、足首からひざ裏のリンパ節まで一気にさすり上げます(5〜10回)。これは老廃物を流すメイン動作です。
STEP 8:ひざ裏リンパ節のプッシュ
ひざを曲げた状態で、両手の親指をひざ裏中央のくぼみ(膝窩リンパ節)に当てます。
「痛気持ちいい」強さで5秒間かけてゆっくりと押し、ゆっくりと離すのを5回繰り返します。
STEP 9:足三里のツボ押し(むくみ解消の万能ツボ)
ひざの皿の外側から指4本分下にある**足三里(あしさんり)**のツボを見つけます。
親指で骨を外側から押すイメージで、3秒間かけてグーッと深く押し込みます(5回)。胃腸の働きを活発にし、むくみ解消を助けます。
STEP 10:仕上げのそけい部流し(リンパの最終出口)
マッサージを終えた方の足の付け根(鼠径部)を、手のひらの付け根で軽く押さえながら、上体を前かがみにします。
リンパの最終出口である鼠径部のリンパ節に圧をかけ、ふくらはぎから流れてきた老廃物を全身に循環させます(5〜10回)。
この10ステップを左右の足で毎日行うことで、ふくらはぎのむくみが解消され、血行が促進され、憧れの美脚ラインに近づくことができます。