40オンスは何mlで何cc?リットルやカップ換算など単位の違いを徹底解説
海外製のタンブラーやキッチン用品、あるいは飲料のラベルで「40oz(40オンス)」という表記を見かけて、一体どれくらいの量なのか戸惑ったことはありませんか?
実は、オンスという単位には「液量オンス」と「重量オンス」があり、さらに国によっても定義が異なります。この記事では、特に日常生活で目にする機会が多い「液量オンス(fl oz)」を中心に、日本で馴染みのあるミリリットル(ml)やリットル(L)、カップ数への換算方法を詳しく、分かりやすく解説します。
1. 40オンス(fl oz)は具体的に何mlで何cc?
結論から言うと、一般的に日本で流通している海外製品(アメリカ規格)の「40オンス」を換算すると以下のようになります。
40オンス ≒ 1,183ml
40オンス ≒ 1,183cc
※「ml(ミリリットル)」と「cc(シーシー)」は体積として同じ数値になるため、どちらも約1,183と覚えておけば間違いありません。
【注意】アメリカとイギリスで数値が違う?
オンスには「米国液量オンス」と「英国液量オンス」の2種類が存在します。
アメリカ(US fl oz): 1オンス = 約29.57ml
イギリス(UK fl oz): 1オンス = 約28.41ml
現在、日本で見かけるタンブラー(有名な「スタンレー」など)や輸入飲料の多くはアメリカ規格を採用しているため、**「1オンス = 約30ml」**と簡易的に計算するのが実用的です。この計算だと、40オンスは約1,200ml(1.2リットル)程度と見積もることができます。
2. 40オンスを「リットル」や「カップ」に換算すると?
より大きな単位や、調理で使う単位に置き換えてみましょう。
リットル(L)換算
40オンス ≒ 1.18リットル
1リットルの牛乳パックよりも少し多い量です。最近人気の大型タンブラーで「40oz」サイズが選ばれるのは、1日分に近い水分を一度に持ち運べる、たっぷりとした容量だからと言えます。
カップ(cup)換算
日本の計量カップ(1カップ=200ml)で換算すると、以下のようになります。
40オンス ≒ 約5.9カップ分
一方、アメリカの計量カップ(1カップ=約240ml)では、ちょうど5カップ分に相当します。海外のレシピ本を見て料理をする際は、このカップの定義の差に注意が必要です。
3. なぜ「40オンス」が今注目されているのか?
最近、SNSやアウトドアシーンを中心に「40oz」のタンブラーが爆発的なブームとなっています。その背景には、実用性とライフスタイルの変化があります。
圧倒的な保冷・保温力と容量
1.18リットルという大容量は、こまめに飲み物を補充する手間を省いてくれます。特にオフィスワークや長時間のドライブ、キャンプなどにおいて、氷が溶けにくく、一日中冷たい(または温かい)飲み物を楽しめる点が支持されています。
持ちやすさを考慮したデザイン
40オンスもの容量があると重量も増しますが、多くの製品は車のカップホルダーに収まるように下部が細くなっていたり、丈夫なハンドルが付いていたりと、使い勝手が工夫されています。
4. 日常で役立つ「オンス」の早見表
40オンス以外にもよく使われるサイズをまとめました。アメリカ規格(1oz=29.57ml)で算出しています。
| オンス (oz) | ミリリットル (ml) | 特徴・目安 |
| 8 oz | 約 237 ml | 小さめのマグカップ |
| 12 oz | 約 355 ml | 350ml缶の飲み物 |
| 16 oz | 約 473 ml | スタバのグランデサイズに近い |
| 20 oz | 約 591 ml | 600mlペットボトルに近い |
| 32 oz | 約 946 ml | 約1リットルの大容量 |
| 40 oz | 約 1,183 ml | 特大タンブラー・ピッチャー |
5. まとめ:40オンスは「約1.2リットル」と覚えよう!
40オンスという単位は、日本人には少し馴染みが薄いですが、**「1.2リットルのペットボトル弱」あるいは「牛乳パック1本とコップ1杯分」**とイメージすると、そのボリューム感が掴みやすくなります。
海外製品を購入する際や、レシピを確認する際は、この「1オンス ≒ 約30ml」という目安を活用して、失敗のない買い物を楽しんでください。
次に新しい水筒やキッチン用品を選ぶときは、ぜひこの換算数値を参考に、自分にぴったりのサイズ感を見つけてみてくださいね。